私は餃子の工場に勤めています。ひたすら餃子の餡を皮につつむ仕事です。
同じことを1日ずっと繰り返すという、本当に気が遠くなるような仕事かも、と最初は思ったのですが、やってみると違う意味で楽しくなってきました。ひとつひとつ手作りで包まれた餃子は、形が毎回微妙に違うようにできてしまうのですが、いかに綺麗に包もうかというのが目標みたいになります。そしてそれを楽しいと思うようになります。
元々餃子を包んだりシュウマイを包んだりといった作業は嫌いではなく、家で餃子を作る時も苦じゃなかったのですが、仕事では1日に平均1500個くらいの餃子を作ります。
包み方は決まっていて、決められた餃子の形があります。皮の状態や餡の状態で握りやすかったり握り辛かったりするのですが、状態が最高に良い時は、不思議とものすごく早く作ることができます。そうすると気分も良く、自分の作業が終わった人から帰って良いので、早く帰りたければ頑張れば良いのです。遅くなっても、それは自分次第なのです。気持ちも楽だし、すごく楽しい作業だと思うようになりました。綺麗な形の餃子ができると、達成感を得られますしね。楽しみを見つけながら仕事をするというのは続ける上でとても大事だと思います。